« 熱い夜!(めそ編) | トップページ | ビブラ フランス! »

熱い夜!(メガネ編)

24:00 ピッピ・・・ピッピ・・・

めそがストックホルムで熱い夜を過ごしている時、またひとりのヒゲ紳士が酒場に向かっていた。男の名はメガネカイマン。ちょっとニヒルな風貌をしており、ゴレンジャーなら青レンジャー、ガッチャマンならコンドルのジョーって感じだが、冗談半分で引いたタロットカード「恋人」が、閉ざしていた熱情を解き放ったのだった。

01:00 ピッピ・・・ピッピ・・・

メガネ君のお目当てはナポリの姉御ジョヴァンナ。ぶっきらぼうな喋り方をして、「剣術、統率、収奪」が得意な男性を好むという、ヤンママ系のキャラである。そんな尖った所が、メガネ君の閉ざした心の壁を少しだけ突き抜けたのかもしれない。その傷みが恋とは限らないが・・・。

とにかく、ジョヴァンナに惹かれたメガネ君はあれこれと多くのプレゼントを抱えて酒場に現れた。ここから難攻不落のジョヴァンナに対するメガネ君のプレゼント攻勢が始まる。

02:00 ピッピ・・・ピッピ・・・

1時間が経過。普通の人物であれば、これだけ長時間のプレゼント攻勢を行うと資金が持たない。また、普通の酒場女であれば、これだけ誠意を示されると、どのような相手でもほだされてしまう。しかし、富豪メガネカイマンとレディースのリーダーだった(に違いない)ジョヴァンナだからこそ、この長期戦が成立したと言えよう。

2千万ドゥカート(現在の貨幣価値で8000億~1兆円程度)を貢いだ頃、さすがのメガネ君も心が折れそうになった。そして最後の勝負に出たのだった・・・

Megane1
すでに、ナポリ一の富豪になっているジョヴァンナ!

メガネ君はキャプテンバックからダイヤのアクセサリーを取り出すと、無言でカウンターに放り投げた。すでにその目には歓心を買おうとする計算高さは消え、怒りにも似た冷徹さが宿っていた。決して宝石になびくことなどないだろうジョヴァンナがその冷たい眼差しに揺れた!

Megane2
ぶっきらぼうだが、ついにメガネカイマンを(族に?)受け入れたのか?!

03:00 ピッピ・・・ピッピ・・・

午前3時。宵っ張りのナポリっ子も家路につく頃、何となくよそよそしいふたりは路地を無言で歩いていた。そして、ジョヴァンナが伸ばした暖かい手に引かれ、メガネ君はモヤのかかった細い裏路地に消えて行った。

翌朝・・・

Megane3
いい子だったのか~!(直喩か?隠喩か?やっぱ直喩かw)

一応、ここで完!

|

« 熱い夜!(めそ編) | トップページ | ビブラ フランス! »

「航海日誌」カテゴリの記事

コメント

もちろんパパはアカレンジャー?

投稿: まよぱぱ | 2006/05/24 02:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76201/10172211

この記事へのトラックバック一覧です: 熱い夜!(メガネ編):

« 熱い夜!(めそ編) | トップページ | ビブラ フランス! »